カテゴリー 更級日記 (三十三)帰京 投稿者 作成者: com 投稿日 2020年5月14日 (三十三)帰京 へのコメントはまだありません そこを出て京に帰ってゆくと、来た時には水ばかりと見えた田も皆刈られていた。 苗代の水影ばかり見えし田の 刈り果つるまで長居しにけり (苗代の水影ばかりと見えていた田の、すっかり刈られるまで長居をしてしまった) Tweet Pocket 作成者: com 内容 ・日本の(主に平安)古典の現代語訳 対象読者 ・古文の授業で習った作品の全体像を知りたい中高生 ・日本の古典にもう一度触れてみたくなった大人 翻訳の方針 ・主語をなるべく補う。呼称もなるべく統一。 ・一つの動詞に尊敬語と謙譲語が両方つく場合、尊敬語のみを訳出。 (例)「見たてまつりたまふ」→「御覧になる(×拝見なさる)」 ・今でも使われている単語は無理に言い換えない。 ・説明的な文章を排し、簡潔に。 ※これらは受験古文の方針とは異なるかもしれませんが、現代語としての完成度を優先しました。 作品 ・完了 :更級日記(令和二年四月~七月) ・進行中:源氏物語(抄)(令和二年七月~) ・今後手がけたい:とはずがたり、紫式部日記、枕草子、蜻蛉日記、和泉式部日記、夜の寝覚め、堤中納言物語、伊勢物語、竹取物語、大鏡、増鏡、土佐日記 アーカイブを表示 → ← (三十二)有明の月 → (三十四)木の葉 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。