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ラフュマ版『パンセ』(パスカル)

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 もし神がいるならば神だけを愛すべきであり、この世の空しいものを愛してはならない。知恵の書には不敬虔な者たちの考えを載せてあるが、そのもといは、神はいないということにしかない。だからこの世のものを楽しもうと言うのである。最悪の考え方である。もし、愛すべき神がいるとしたならば、このような結論にではなくその逆に至るであろう。そうして、知恵ある者の結論はこうだ。神はいるのだから、この世のものを楽しむのはやめよう。
 それゆえ、我々を駆り立ててこの世のものに身を献げさせるものはすべて悪である。なぜならそのようなものは我々を妨げ、神を知る者には仕えさせず、知らない者には求めさせないからである。ところで我々は欲望に満ち、それゆえ悪に満ちており、それゆえ我々自身と、我々をかき立てて神以外のものに身を献げさせるすべてのものとを憎まねばならない。
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作成者: com

内容
・日本の(主に平安)古典の現代語訳

対象読者
・古文の授業で習った作品の全体像を知りたい中高生
・日本の古典にもう一度触れてみたくなった大人

翻訳の方針
・主語をなるべく補う。呼称もなるべく統一。
・一つの動詞に尊敬語と謙譲語が両方つく場合、尊敬語のみを訳出。
 (例)「見たてまつりたまふ」→「御覧になる(×拝見なさる)」
・今でも使われている単語は無理に言い換えない。
・説明的な文章を排し、簡潔に。

※これらは受験古文の方針とは異なるかもしれませんが、現代語としての完成度を優先しました。

作品
・完了 :更級日記(令和二年四月~七月)
・進行中:源氏物語(抄)(令和二年七月~)
・今後手がけたい:とはずがたり、紫式部日記、枕草子、蜻蛉日記、和泉式部日記、夜の寝覚め、堤中納言物語、伊勢物語、竹取物語、大鏡、増鏡、土佐日記

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